ブラジル大統領、訪米延期 通信傍受疑惑で
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【9月18日 AFP】米政府に通信を傍受されていた疑惑が浮上したブラジルのジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領は17日、来月予定していた米国への公式訪問を延期すると発表した。エドワード・スノーデン(Edward Snowden)米中央情報局(CIA)元職員による米情報収集プログラムに関する暴露の外交的影響としてはこれまでで最大のものとなった。
事実上の訪問中止を、両国は共に「延期」と言葉を濁して発表したが、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は面目を失い、中南米の主要国ブラジルとの関係改善の努力に水を差される格好となった。
ルセフ氏の訪米は当初10月23日に予定されていたが、スノーデン元職員が公表した資料により米国がブラジルに対して行っていた情報収集活動の範囲が明らかになったことで中止が取り沙汰されていた。オバマ氏は両国間のあつれき解消を目指して今月初めにロシアでの主要20か国・地域(G20)首脳会議に合わせてルセフ氏と会談した上、16日にもルセフ氏と電話で協議していた。それでもブラジル側は納得できなかったとみられ、うわさされていた訪米延期をルセフ氏が17日に正式に確認した。
これに対しジェイ・カーニー(Jay Carney)米大統領報道官は平静を装い、この問題がいかに重大なものであっても両国間の諸問題に影を落とすことがあってはならないと述べるとともに、ルセフ氏の訪米には改めて別の日程が組まれる可能性もあると語った。(c)AFP/Yana MARULL
事実上の訪問中止を、両国は共に「延期」と言葉を濁して発表したが、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は面目を失い、中南米の主要国ブラジルとの関係改善の努力に水を差される格好となった。
ルセフ氏の訪米は当初10月23日に予定されていたが、スノーデン元職員が公表した資料により米国がブラジルに対して行っていた情報収集活動の範囲が明らかになったことで中止が取り沙汰されていた。オバマ氏は両国間のあつれき解消を目指して今月初めにロシアでの主要20か国・地域(G20)首脳会議に合わせてルセフ氏と会談した上、16日にもルセフ氏と電話で協議していた。それでもブラジル側は納得できなかったとみられ、うわさされていた訪米延期をルセフ氏が17日に正式に確認した。
これに対しジェイ・カーニー(Jay Carney)米大統領報道官は平静を装い、この問題がいかに重大なものであっても両国間の諸問題に影を落とすことがあってはならないと述べるとともに、ルセフ氏の訪米には改めて別の日程が組まれる可能性もあると語った。(c)AFP/Yana MARULL