【9月17日 AFP】(写真追加)イタリア中部ジリオ(Giglio)島の沖合で17日、昨年1月に座礁したクルーズ船「コスタ・コンコルディア(Costa Concordia)号」を垂直な状態に引き起こす作業が完了した。

 当局によると、解体のための撤去作業が終わるのは、早くても来年の春だという。客船を対象としたものでは過去最大のものとなる同号の引き揚げ作業は、これまでに掛かった費用が6億ユーロ(約793億円)。保険会社は、全作業を終えるための費用を11億ドル(約1092億円)と見積もっている。(c)AFP