【9月16日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2013)は15日、ワールドグループ準決勝が行われ、セルビアが通算成績3勝2敗でカナダを下し、決勝進出を決めた。

 1勝2敗で最終日を迎えたセルビアは、第4試合と第5試合のシングルスでノバク・ジョコビッチ(Nobak Djokovic)とヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic)が連勝し、逆転で決勝への切符を得た。

 2010年覇者であるセルビアは決勝で、もう一方の準決勝でアルゼンチンを下した前年王者のチェコと戦う。頂上対決は、11月15日から17日にかけてセルビアで開催されることとなっている。

 第4試合では、世界ランク1位のジョコビッチが7-6、6-2、6-2で同11位のミロス・ラオニッチ(Milos Raonic)に勝利し、2勝2敗のタイでセルビアの決勝進出の可能性を繋いだ。

 その後迎えた第5試合で、世界24位のティプサレビッチがカナダのバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil)を7-6、6-2、7-6で下し、結果セルビアはここ4シーズンで2度目の決勝進出を達成した。

 セルビアがチェコを顔を合わすのは直近4シーズンでこれが3度目となる。2010年準決勝ではセルビアが3勝2敗で勝利したが、2012年準々決勝ではチェコが4勝1敗でリベンジを果たしている。(c)AFP/Dave James