ホーナーがブエルタ・ア・エスパーニャ制覇、グランツール最年長勝者に
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【9月16日 AFP】第68回ブエルタ・ア・エスパーニャ(68th Vuelta a Espana)は15日、第21ステージ(レガネスからマドリード、109.6キロメートル)が行われ、レディオシャック・レオパード(RadioShack Leopard)のクリス・ホーナー(Chris Horner、米国)が総合優勝を飾った。
この優勝により、現在41歳のホーナーは史上最年長のグランツール(三大ツール)覇者となった。
マドリード(Madrid)で行われた第21ステージでは、オリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のマイケル・マシューズ(Michael Matthews、オーストラリア)が優勝し、2位にガーミン・シャープ(Garmin Sharp)のタイラー・ファラー(Tyler Farrar、米国)、3位にアルゴス・シマノ(Argos-Shimano)のニキアス・アルント(Nikias Arndt、ドイツ)が入った。
ホーナーはこのステージでは47位に終わったが、それでも37秒のリードを保ち、総合2位のアスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)と同3位のモビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)を抑えて総合トップで大会を終えた。
「チームのためにブエルタ・ア・エスパーニャで勝つことがどれだけ難しいことかは理解していた」とホーナーはレース後の記者会見で話した。
「ニバリ、バルベルデ、カチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez)といった、若くて優秀なライダーとしのぎを削らなければいけなかった。彼らも好調だったので、私にとっては伝説に残るような結果だ。もう2度と同じことを達成することはないと思う」
「また、私は北米人として初めてのブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝も果たした。自分がやってきたことに誇りを感じるとともに、それ以上にチームメートを誇りに思っている」
ホーナーは、第3ステージ(ビゴからミラドール・デ・ロベイラ/バラガルシア・デ・アロウサ、184.8キロメートル)で、グランツールで自身初のステージ優勝に輝いたことで総合首位(マイヨ・ロホ)に立ち、総合優勝候補に浮上した。
次の日の第4ステージでは、2010年大会覇者のニバリにマイヨ・ロホを奪い返されてしまったが、第10ステージ(トレデルカンポからグエハル・シエラ/アルト・デ・アザリャナス、186.8キロメートル)のステージ優勝で、首位に返り咲いた。
その後ニバリは再び総合首位を奪還し、第14ステージまでにホーナーとの差を50秒にまで広げて、2度目のタイトル獲得に向かっているように見えた。
しかしホーナーは第16、第18ステージで大幅にニバリに詰め寄り、第19ステージの山岳コースでとうとうニバリを抜いて再び首位に立つ。
そして14日の第20ステージの終盤、アルト・デ・ラングリルの上り坂でホーナーはニバリから逃げ切ってその差を37秒に広め、事実上、総合優勝を決めた。
ホーナーは複合賞に与えられるコンビナーダをも獲得しており、また、ポイント賞はバルベルデが受賞した。(c)AFP