【9月13日 AFP】第68回ブエルタ・ア・エスパーニャ(68th Vuelta a Espana)は12日、第18ステージ(ブルゴスからペーニャ・カバルガ、186.5キロメートル)が行われ、スカイ(Sky Pro Cycling)のヴァシリ・キリエンカ(Vasil Kiryienka、ベラルーシ)がステージ優勝を飾った。

 総合優勝争いではアスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が僅差で首位を死守している。

 4つの峠を越えた後、5つ目にして最難関のペーニャ・カバルガを登り切ってフィニッシュとなるこのステージでは、最後に抜け出したキリエンカがトップでゴールした。

 キリエンカの仕掛けによって集団がばらけたことにより、総合タイムにも変動が生まれ、ニバリのリードはわずか3秒に縮められた。

 ニバリが最後の上りでスパートをかけたカチューシャ・チーム(Katusha Team)に遅れを取った一方で、総合2位につけるレディオシャック・レオパード(RadioShack Leopard)のクリス・ホーナー(Chris Horner、米国)は、最後まで攻め切って6位でゴールラインを通過している。

 ニバリはホーナーから25秒遅れの10位で終えており、総合では3位につけるモビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)と1分10秒、4位につけるカチューシャ・チームのホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)とは2分24秒とそれぞれ差を縮められた。

 キリエンカは今年のツール・ド・フランス(2013 Tour de France)にも参戦していたが、ピレネー山脈(Pyrenees)を走る第9ステージで制限時間内にゴールできず、脱落していた。

 しかし、このステージではカラコル峠に差し掛かった残り45キロメートル地点でメイン集団から抜け出した15選手によってトップ集団が形成され、そこにキリエンカも含まれていた。

 32歳のキリエンカは後続に1分30秒差をつけてペーニャ・カバルガの麓に到着すると、そのまま完璧な形でフィニッシュした。(c)AFP