【9月11日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選は10日、各地で行われ、グループHのイングランドは0-0でウクライナと引き分けた。

 敵地キエフ(Kiev)で行われたこの対戦で、イングランドは何度か失点の危機に晒されたものの持ちこたえ、W杯本大会出場にわずかに近づいた。

 序盤にPKの主張を却下されたウクライナは、その後いくつかの場面でもイングランドを脅かしたが、ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督率いるイングランドは均衡を保って勝ち点1をものにした。

 来月行われる2試合、モンテネグロとポーランドとの対戦で勝利したらイングランドはW杯出場を決めることができる。しかしウクライナでは乱雑したプレーを見せており、出場を達成するためにはパフォーマンスを向上させなければいけない。

 この試合がドローという結果に終わったことにより、ウクライナはグループHで2位に浮上し、首位イングランドとの差を勝ち点1とした。ウクライナは続いてポーランド、サンマリノとの2戦を予定しており、もしイングランドが次の試合でつまずいた場合は首位を奪う可能性もある。

 ウクライナと勝ち点で並んでいるモンテネグロが、現在得失点差で3位につけている。(c)AFP/Tom WILLIAMS