【9月10日 AFP】サッカー、カメルーン代表のFWサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)が、2014年W杯ブラジル大会(2014 World Cup)の3次予選を控え、チームメートに対し代表引退の意向を示した。

 アフリカ年間最優秀選手に4度輝いているエトーは、8日に行われた2次予選のリビヤ戦で1-0と勝利した後、引退の意思を明かした。

 カメルーンサッカー連盟(Cameroon Football Federation)の関係者は、同国の首都ヤウンデ(Yaounde)でAFPに対し、32歳のエトーがリビヤ戦後のロッカールームでチームメートに代表から退くと伝えたという。

 関係者は、「彼は、代表チームから引退する理由については明かさなかった。サミュエルは、より良い選手になれるように力を貸したチームメートに感謝をしていた。彼らはともに祈り、ロッカールームを後にした」と、匿名を条件にコメントした。

 リビヤ戦ではエトーのCKから得点が生まれ、勝利を手にしたカメルーンは苦しみながらもグループIの首位を確定させ、本大会出場が決まる最終予選進出を決めている。しかし、最近イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に加入したばかりのエトーは、後半途中に負傷退場している。

 エトーは、常に歴代の代表監督と意見が合わず、フォルカー・フィンケ(Volker Finke)現監督の選手選考が引退の引き金になったとも見られている。

 伝えられるところによると、エトーがGKイドリス・カルロス・カメニ(Idriss Carlos Kameni)とFWアチール・ピエール・ウェボ(Achille Pierre Webo)のリビヤ戦での起用を呼びかけたものの、フィンケ監督はこれを無視したという。(c)AFP