【9月7日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は6日、主要20か国・地域(G20)首脳会議が開かれていたロシアのサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)で米国が主張するシリアへの軍事介入について予定外の首脳会談を行ったが、両者の溝は埋まらなかった。

 シリアのアサド政権が8月21日に化学兵器を使用したとするオバマ大統領は、軍事介入の必要性を主張。世界は「黙って見ているわけにはいかない」としている。しかしプーチン大統領は、国連(UN)の承認を得ない攻撃は「違法だ」と強調し、米国がシリアを攻撃すれば、「シリアを支援する」と明言した。ロシアは軍事、経済、人道支援でシリアと協力関係にある。

 G20首脳会議に参加した国のうち英、仏、サウジアラビアなど11か国は、シリアが化学兵器を使用したとされる疑惑について、軍事行動には言及せずに化学兵器の使用に対して「断固たる対応を取る必要がある」との声明を出した。しかし、ロシア、中国、独はこの11か国に含まれていない。(c)AFP/Hui Min NEO, Stuart WILLIAMS