【9月8日 AFP】第125次国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)総会が7日、アルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)で行われ、2020年夏季五輪の開催地に東京(Tokyo)を選出した。

 ここでは東京、及びその五輪計画の概要をまとめる。

■日本の首都で最大の都市

■人口は1328万2271人(推計人口、2013年8月1日)。東京首都圏の人口は約3500万人。

■面積は2088.67平方キロメートル

■地理的特徴は本州の太平洋側に位置する。気候は夏は暑く、湿度が高い。

■歴史:元々は漁村だった江戸だが、約270年にもわたって徳川家による武家政権の本拠地となる。

 1868年に天皇親政体制が復活し、京都から天皇家が移住。東京と改名され、日本の首都となる。第2次世界大戦では甚大な被害を受けたが、その後世界有数の巨大都市となった。

■1964年に東京五輪を開催している。

■国内で五輪を開催したのは夏季大会1回(1964年東京大会)、冬季大会2回(1972年札幌大会、1998年長野大会)。

■五輪招致における立候補回数は4回。1940年、1960年、1964年、2020年。1940年大会の開催地に選ばれたものの、日本政府が開催権を返上したため実現には至らなかった。

 フィンランドのヘルシンキ(Helsinki)が代わりの開催地となったが、結局1940年大会は第2次世界大戦の影響で中止となった。

■五輪開催予算:約85億ドル。38億ドルは会場の建設に割り当てられることが決定している。

■総会に出席した招致委員会のメンバー:東京五輪招致委員会の竹田恒和(Tsunekazu Takeda)理事長以下、100人以上の招致委員会がブエノスアイレスを訪れた。

 総会に出席した主なメンバーは東京都の猪瀬直樹(Naoki Inose)知事、日本オリンピック委員会(Japanese Olympic CommitteeJOC)の水野正人(Masato Mizuno)会長兼招致事務総長、安倍晋三(Shinzo Abe)首相。

■招致スローガンは『Discover Tomorrow ~未来(あした)をつかもう~』

■招致概要:この不透明な時代に、東京は信用できる開催地だと招致委員は主張してきた。また、他の候補地と比べたら断トツの治安の良さと、安定した経済を誇る。また世界でもトップクラスのインフラが整っており、会場施設の85%が選手村から半径8キロメートル内に位置する。厳重な地震対策も敷かれているため安全で、福島第一原発から漏れた放射能の影響は一切ないと招致委員会は主張している。

■進捗状況:35の大会会場のうち、20は新しく建設されることになっている。メーン会場となる国立競技場は、開閉式屋根を備えた8万人収容のスタジアムに建て直される。(c)AFP