【9月7日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の欧州予選は6日、各地で試合が行われ、グループIのスペインは2-0でフィンランドを破り、来年の本大会出場に前進した。

 敵地ヘルシンキ(Helsinki)で行われた試合でスペインは前半19分、セスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)の浮き球のパスを受けたジョルディ・アルバ(Jordi Alba)が得点を記録し、幸先よく先制した。

 迎えた後半、フィンランドは同点に追いつくチャンスが何度かあったものの、スペインはヘスス・ナバス(Jesus Navas)のクロスからアルバロ・ネグレド(Alvaro Negredo)が追加点を奪い、勝利を決定づけた。

 同日に行われた試合でフランスがグルジアと0-0で引き分けており、スペインはグループ首位の座を守り、残り2試合で2位フランスに勝ち点3差をつけている。

 スペインのビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は、この試合のGKにレアル・マドリード(Real Madrid)で出場機会を失っているイケル・カシージャス(Iker Casillas)を起用した。

 代表150キャップを記録したカシージャスは、試合序盤にセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)の足に当たってネット側に吸い込まれそうになったボールを止めている。

 またデル・ボスケ監督は、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)のコケ(Jorge Resurreccion Merodio '' Koke'')とマリオ・スアレス(Mario Suarez)の2人を今回の欧州予選で初めて起用した。特にスアレスのプレスは効果的に機能し、スペインがボール支配率を高めるのに貢献した。(c)AFP