50以上の党から名乗り、注目は新勢力の豪総選挙 7日投開票
このニュースをシェア
【9月6日 AFP】内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創設者、ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏(42)からタイタニック号の複製の建造プロジェクトで知られる大富豪のクライブ・パーマー(Clive Palmer)氏まで、オーストラリアで7日に投票が行われる総選挙には、同国の政治情勢を揺るがすような意外な候補者たちが名乗りを上げている。
■乱立する新党は台風の目になるか
オーストラリアでは、投票は全ての成人に課された義務だ。今回の総選挙には、50以上の政党から1717人が立候補している。スポーツの元スター選手や極右の非主流派が立候補しているのは通例だが、さらに今回は「Animal Justice Party(動物のための正義党)」や「Smokers' Rights Party(喫煙者の権利党)」、「The No Carbon Tax Climate Sceptics Party(炭素税反対・気候変動懐疑派党)」といった複数の新しい党も候補を立てている。
英国からスウェーデンへの移送が決定した昨年6月、亡命を求めてロンドン(London)のエクアドル大使館を訪れて以降、同大使館に滞在中のアサンジ氏は、「透明性と説明責任、正義」を実現し、世界にまで活動を広げることを目指した新党「ウィキリークス党(WikiLeaks Party)」を率いている。祖国での選挙活動はできないものの、襟足だけが長い金髪のかつらをかぶって歌う様子を撮影したビデオ映像を公開するなどの活動を展開しており、上院での議席獲得に自信を見せている。
結党を支援したアサンジ氏の父親、ジョン・シップトン(John Shipton)氏も、「多くの国民から支持を得ている」と述べている。
■国民は既存政治に「飽き飽き」?
オーストラリアの国民は、ケビン・ラッド(Kevin Rudd)首相率いる中道左派の与党・労働党(Australian Labor Party)や自由党(Liberal Party of Australia)のトニー・アボット(Tony Abbott)党首が主導する野党・保守連合(自由党・国民党)など、既存の政党や政治家に不満を募らせている。こうした国民感情に訴えるように、今回の選挙では複数の新党が立ち上げられた。
下院に立候補しているクライブ・パーマー氏は既存の政治家について、「国民は彼らに飽き飽きしている」と切り捨てる。結党間もない同氏の「統一オーストラリア党(United Australia Party)」は、減税など国民受けしそうなメッセージを掲げ、下院の150議席すべてと上院に候補を擁立している。
また、1990年代に反移民を掲げて華々しく政界に登場した右派「ワンネーション(One Nation)」党の創設者、ポーリン・ハンソン(Pauline Hanson)氏も政界復帰を目指している。(c)AFP/Madeleine Coorey
■乱立する新党は台風の目になるか
オーストラリアでは、投票は全ての成人に課された義務だ。今回の総選挙には、50以上の政党から1717人が立候補している。スポーツの元スター選手や極右の非主流派が立候補しているのは通例だが、さらに今回は「Animal Justice Party(動物のための正義党)」や「Smokers' Rights Party(喫煙者の権利党)」、「The No Carbon Tax Climate Sceptics Party(炭素税反対・気候変動懐疑派党)」といった複数の新しい党も候補を立てている。
英国からスウェーデンへの移送が決定した昨年6月、亡命を求めてロンドン(London)のエクアドル大使館を訪れて以降、同大使館に滞在中のアサンジ氏は、「透明性と説明責任、正義」を実現し、世界にまで活動を広げることを目指した新党「ウィキリークス党(WikiLeaks Party)」を率いている。祖国での選挙活動はできないものの、襟足だけが長い金髪のかつらをかぶって歌う様子を撮影したビデオ映像を公開するなどの活動を展開しており、上院での議席獲得に自信を見せている。
結党を支援したアサンジ氏の父親、ジョン・シップトン(John Shipton)氏も、「多くの国民から支持を得ている」と述べている。
■国民は既存政治に「飽き飽き」?
オーストラリアの国民は、ケビン・ラッド(Kevin Rudd)首相率いる中道左派の与党・労働党(Australian Labor Party)や自由党(Liberal Party of Australia)のトニー・アボット(Tony Abbott)党首が主導する野党・保守連合(自由党・国民党)など、既存の政党や政治家に不満を募らせている。こうした国民感情に訴えるように、今回の選挙では複数の新党が立ち上げられた。
下院に立候補しているクライブ・パーマー氏は既存の政治家について、「国民は彼らに飽き飽きしている」と切り捨てる。結党間もない同氏の「統一オーストラリア党(United Australia Party)」は、減税など国民受けしそうなメッセージを掲げ、下院の150議席すべてと上院に候補を擁立している。
また、1990年代に反移民を掲げて華々しく政界に登場した右派「ワンネーション(One Nation)」党の創設者、ポーリン・ハンソン(Pauline Hanson)氏も政界復帰を目指している。(c)AFP/Madeleine Coorey