■スペインがコンフェデで敗戦後初の公式戦、モンテネグロはポーランドとの大一番

 そのほかで行われる試合では、W杯王者スペインがヘルシンキ(Helsinki)でフィンランドと対戦する。

 スペインにとってこの試合は、コンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2013)決勝でブラジルに敗戦を喫して以来、初めて公式戦となる。

 スペインは現在グループIでトップに立っているが、フランスとの勝ち点差は1しかなく、来年ブラジルに戻るためには残り3試合で予選突破を決める必要がある。

 そして3月にヒホン(Gijon)で行われた試合でスペインはフィンランドと1-1と引き分けており、油断できない相手となっている。

 また、スペインのビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督はゴールキーパーの問題に頭を悩ませている。チームの主将イケル・カシージャス(Iker Casillas)は、所属するレアル・マドリードでベンチを温めており、試合に出場するかは不透明となっている。

 一方グループ2位のフランスは、グルジアとの試合を控えている。スペインは昨年行われたグルジアとの試合に1-0で辛勝しており、厳しい対戦となることが予想される。

 そのほかのグループでは、グループHの首位モンテネグロがポーランドとの大一番を控えている他、ベルギー、スイス、ポルトガル、ボスニア・ヘルツェゴビナはそれぞれ各グループのトップを守る戦いに臨む。

 ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)をけがで欠くイングランドは、モンテネグロを勝ち点2差で追っており、6日にウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)でモルドバと、翌週にアウェーでウクライナと対戦する。(c)AFP/Andy SCOTT