【9月3日 AFP】スペインの警察当局は1日、首都マドリード(Madrid)で銀行強盗を繰り返していた男ら10人を逮捕したと発表した。逮捕された10人は下水管を使って市内の銀行7行に侵入し、犯行に及んでいたとみられている。

 警察発表によると、逮捕された10人のうち4人は、銀行で6万ユーロ(約800万円)を強奪した後、火器やバール、懐中電灯を持って下水管から出てきたところを逮捕された。外で待っていたグループの別の4人も同時に逮捕された。この後、さらに容疑者2人が身柄を拘束されている。

 警察の取り調べで、このグループのリーダーが、同様の手口を使って銀行強盗を繰り返していた有名な男の息子だったことが判明している。(c)AFP