ドイツ首相候補TV討論、経済政策めぐり激論 勝敗は五分
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【9月2日 AFP】連邦議会選挙を3週間後に控えたドイツで1日、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相と、最大野党・社会民主党(Social Democrat)の首相候補ペール・シュタインブリュック(Peer Steinbrueck)前財務相がテレビ討論を行った。
メルケル首相は、経済危機の中でも欧州トップの経済大国の座を維持してきた手腕に静かな自信をみせた。一方、シュタインブリュック氏はより社会主義的な政策の推進や欧州域内の連帯強化を主張したが、大きく開いた支持率の差を縮められるほどメルケル首相を論破する場面はなかった。
ドイツで最も人気のある政治家にも挙げられるメルケル首相は、任期中の経済成長と低失業率を強調。「ドイツは成長のエンジンであり、安定の重しだ」「困難な時期にも(成長と安定を)成し遂げられることを、われわれは証明してきた」と述べ、自分が3期目を担えば今後もドイツの安定は保証されると有権者に訴えた。マイクロブログのツイッター(Twitter)では、メルケル首相が身に着けていた黒、赤、金のドイツ国旗色のネックレスに話題が集まった。
第1次メルケル大連立内閣で財務相を務めたシュタインブリュック氏はこれに対し、近年のドイツではワーキングプア(働く貧困層)が急増していると指摘。1時間当たりの最低賃金を8.5ユーロ(約1105円)へ引き上げ、子ども向け手当・年金を増額するなど、家計の助けとなる政策を充実させると約束した。
シュタインブリュック氏はまた欧州経済危機への対応として、第2次世界大戦(World War II)後の欧州経済復興を米国が援助したマーシャルプラン(Marshall plan、欧州復興計画)において発揮された団結力に倣い、今度は「第2のマーシャルプラン」でドイツが欧州経済を救済するべきだと訴えた。
調査会社フォルザ(Forsa)による世論調査では、メルケル首相を討論の勝者とみなした人は44%、シュタインブリュック氏が勝ったと考えた人は43%で、メルケル首相が僅差で上回った。だが公共放送ARDの調査では、49%対44%でシュタインブリュック氏のリードとなっている。(c)AFP
メルケル首相は、経済危機の中でも欧州トップの経済大国の座を維持してきた手腕に静かな自信をみせた。一方、シュタインブリュック氏はより社会主義的な政策の推進や欧州域内の連帯強化を主張したが、大きく開いた支持率の差を縮められるほどメルケル首相を論破する場面はなかった。
ドイツで最も人気のある政治家にも挙げられるメルケル首相は、任期中の経済成長と低失業率を強調。「ドイツは成長のエンジンであり、安定の重しだ」「困難な時期にも(成長と安定を)成し遂げられることを、われわれは証明してきた」と述べ、自分が3期目を担えば今後もドイツの安定は保証されると有権者に訴えた。マイクロブログのツイッター(Twitter)では、メルケル首相が身に着けていた黒、赤、金のドイツ国旗色のネックレスに話題が集まった。
第1次メルケル大連立内閣で財務相を務めたシュタインブリュック氏はこれに対し、近年のドイツではワーキングプア(働く貧困層)が急増していると指摘。1時間当たりの最低賃金を8.5ユーロ(約1105円)へ引き上げ、子ども向け手当・年金を増額するなど、家計の助けとなる政策を充実させると約束した。
シュタインブリュック氏はまた欧州経済危機への対応として、第2次世界大戦(World War II)後の欧州経済復興を米国が援助したマーシャルプラン(Marshall plan、欧州復興計画)において発揮された団結力に倣い、今度は「第2のマーシャルプラン」でドイツが欧州経済を救済するべきだと訴えた。
調査会社フォルザ(Forsa)による世論調査では、メルケル首相を討論の勝者とみなした人は44%、シュタインブリュック氏が勝ったと考えた人は43%で、メルケル首相が僅差で上回った。だが公共放送ARDの調査では、49%対44%でシュタインブリュック氏のリードとなっている。(c)AFP