【9月2日 Relaxnews】宿泊施設予約サイト「Hotels.com」が8月下旬に発表した報告書「Chinese International Travel Monitor」によると、中国は米国とドイツを抜き、世界最大の旅行消費国となった。

 調査は2013年5月から6月の間、中国人の国外旅行者3000人と世界中のホテル経営者1500人を対象に行われた。調査結果によると、中国人旅行者が2012年に国外旅行に費やした金額は、前年比40%増の1020億ドル(約10兆円)で、ドイツと米国を追い抜き、世界第1位に躍り出た。

 またホテル経営者の75%が中国人旅行者の割合が全体の最大5%を占めると答えたほか、45%が前年より中国人宿泊客数が急増したと回答している。中国人観光客の数が最も増加したのは、アジア太平洋地域だった。

 調査では、中国人旅行者に関する興味深い傾向も明らかになった。中国人旅行者の62%は団体での観光よりも、個別に行動することを好むと答えた。昨年の調査では、団体旅行と個人旅行がほぼ二分していたことを考えると、個人旅行を好む傾向が強くなったことを示している。

 中国人旅行者の不満で最も多かったものは、ホテルのウェブサイトや提供される新聞で中国語のものが少ないという点だった。これについて、中国人旅行者の75%が「改善が必要」と回答している。また42%が「もっと北京語の話せるホテルスタッフがいてほしい」と答えている。(c)Relaxnews/AFPBB News