モレーノが第9S制し総合首位に浮上、ブエルタ・ア・エスパーニャ
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【9月2日 AFP】第68回ブエルタ・ア・エスパーニャ(68th Vuelta a Espana)は1日、第9ステージ(アンテケラからバルデペーニャス、163.7キロメートル)が行われ、チーム・カチューシャ(Team Katusha)のダニエル・モレーノ(Daniel Moreno、スペイン)がステージ優勝を飾り、総合首位に躍り出た。
モレーノはステージ2位に入ったモビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)と3位に入ったチームメートのホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)を4秒差に抑え、トップでフィニッシュラインを切った。
前日の総合首位、チーム・サクソ・ティンコフ(Team Saxo-Tinkoff)のニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)は、モレーノに8秒遅れでフィニッシュし、4位に終わった。
第8ステージを終えた時点で、ロッシュはモレーノを17秒差でリードしていた。しかしステージ勝者には10秒のボーナスが与えられるため、モレーノが総合首位の証しであるマイヨ・ロホを獲得し、ロッシュは1秒差で総合2位につけた。
前日に総合首位の座をアスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)から奪ったばかりのロッシュだったが、第10ステージの山岳コース(トレデルカンポからグエハル・シエラ/アルト・デ・アザリャナス、186.8キロメートル)か、4日の個人タイムトライアル(タラソナ、38.4キロメートル)でのマイヨ・ロホを奪還を見据え、楽観的に構えている。
一方のニバリは、総合で前日の4位から3位に順位を上げ、2度目の大会優勝に向けて望みをつないだ。また、バルベルデは首位と22秒差で総合4位につけている。
レースでは序盤に5人がメーン集団から抜け出したが、ゴールまで約30キロメートルの地点で追走グループにのみ込まれた。
2級山岳アルト・デ・ロス・フライレス(Alto de los Frailes)に差し掛かったところでスカイ(Sky Pro Cycling)のエドヴァルド・ボアッソン(Edvald Boasson Hagen、ノルウェー)が仕掛け、リードを掴んだが、急な上り坂でペースを保つことができず、ゴールまで1キロメートルというところでリードを奪われた。
モレーノが先頭に躍り出ると、最後はバルベルデとロドリゲスを引き離し、余裕で今大会2度目のステージ優勝を果たした。
チームのリーダーでもない31歳のモレーノにとって、総合首位は類い稀な快挙。それでもモレーノは、カチューシャで一番総合優勝に近い選手はロドリゲスであるとの考えを示している。(c)AFP