【8月30日 Relaxnews】シンガポール航空(Singapore Airlines)が出資している格安航空会社 (LCC)、スクート(Scoot)の乗客は、18ドル(約1780円)の追加料金で12歳未満の子供がいない、静かな「スクートインサイレンス(ScootinSilence)」ゾーンの座席を予約できるようになった。

 スクートの新サービスは、飛行中に少しでも睡眠を取りたい乗客にアピールするだろう。ビジネスクラスの客室のすぐ後ろに位置する21〜25列目の座席は、今後、静かな空間に生まれ変わる。静けさを最大限に確保するため、このゾーンに12歳未満の子供は搭乗できない。

 サイレントゾーンの座席を予約するには、エコノミークラス航空券(77ドル前後、約7600円)に追加の18ドル(約1750円)を支払う。同社のビジネスクラス「ScootBiz」(99ドル、約9770円)の座席よりも4ドル(約395円)安い。

 韓国ソウル(Seoul)、東京(Tokyo)、豪シドニー(Sydney)などアジア太平洋地域の都市を結ぶスクートは、子どもの声をはじめとするフライト中の客室内の騒音に対処する唯一の航空会社ではない。2012年には、マレーシア航空(Malaysia Airlines)が総2階建てスーパージャンボ、エアバスA380の2階部分のエコノミークラス全席で子供の搭乗を禁止している。(c)Relaxnews/AFPBB News