【8月30日 AFP】今年4月に死者3人と多数の負傷者を出した米ボストン・マラソン(Boston Marathon)爆破事件で、ボストン(Boston)の連邦大陪審は29日、実行犯の友人ロベル・フィリポス(Robel Phillipos)被告(19)を警察に虚偽の供述をした罪で起訴した。

 フィリポス被告は、事件の実行犯の1人ジョハル・ツァルナエフ(Dzhokhar Tsarnaev)被告の大学の友人で、起訴状によると、先に起訴されたカザフスタン人留学生の友人2人がツァルナエフ被告の大学寮の部屋からノートパソコンや花火などを持ち出して処分した事実を警察に隠したうえ、数々の虚偽の供述を行って捜査を妨害したとされる。

 フィリポス被告は、虚偽供述罪2件で起訴されており、有罪なら最高で禁錮16年に相当する。(c)AFP