【8月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は29日、カメルーン代表ストライカーのサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)と1年契約を結んだと発表した。

 ロシア・プレミアリーグのアンジ・マハチカラ(Anzhi Makhachkala)から32歳のエトーを獲得したことは、チェルシーがマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)獲得を断念したことを意味する。

 イングランド代表のルーニー獲得へ向けて、マンチェスター・ユナイテッドに2度のオファーを提示していたチェルシーのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督だが、交渉が失敗した場合に備え、「プランB」があることを示唆していた。

 エトーはクラブの公式ウェブサイトで、「ここにいられてとても幸せだが、不安もある。できるだけ早くプレーしたい」とコメントした。

「決断は難しくなかった。私はチェルシーが持つクオリティーを見ているし、モウリーニョ監督とは過去に素晴らしい時間を過ごした。だから、この機会を得られたとき、とても嬉しかったよ」

 以前在籍したインテル(Inter Milan)でエトーは、モウリーニョ監督の下でプレーしており、2009-10シーズンにイタリア・セリエA、イタリア杯、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の三冠を達成したチームの一員でもある。

 また移籍の成立により、エトーはアンジの同僚ウィリアン(Willian Borges da Silva)と再会することになる。ウィリアンは28日に移籍金3000万ポンド(約46億円)でチェルシーに正式加入していた。

 エトーとウィリアンは、アンジ・マハチカラのオーナーを務めるスレイマン・ケリモフ(Suleiman Kerimov)氏がクラブの予算を大幅に減らす方針に転換したことにより、同クラブの退団を余儀なくされた。(c)AFP