【8月26日 MODE PRESS】デザイナーのアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)がサムスン電子(Samsung)とコラボレーションし、限定のジムサック(口をヒモで締めるタイプのバックパック)を発売する。

 ワンの友人や知り合いのスタイリスト、フォトグラファーらが、サムスンのスマートフォンGalaxy Note IIで描いたそれぞれのスケッチを、ワンが独創的なデザインに落とし込んだ。ラムスキン製のジムサックの価格は550ドル(約54,000円)、売り上げは全てチャリティー団体「アートスタート(Art Start)」に寄付される。

 「この抽象的なイメージは、ニューヨークにみなぎるエネルギーを表現したものです。今回のコラボレーションは、思いがけない有意義な形でテクノロジーとスタイルが融合できるということを示した良い例だと思います」とワン。

 「アートスタート」はニューヨークを拠点とするチャリティ団体で、恵まれない子供達を支援し、彼らのクリエーティブな才能を伸ばすことを目的に活動している。

 ワンは「アートスタートの、創造性とアートを取り入れた活動に非常に刺激を受けました。彼らのプロジェクトをサポートできることにとてもわくわくしています」と語った。サムスンのグローバルマーケティング部門の上級副社長、Younghee Lee氏も「ワンとのコラボレーションはとても興味深いものでした。今回のプロジェクトは、ファッションデザイナーやアーティストなどクリエーティブな活動をする人々の可能性を、テクノロジーが広げることができるということを示した好例だと思います」とコメントしている。

 ワンは今年初めに、サムスンとコラボレーションして限定バッグと携帯カバーを発売しており、今回のジムサックはそれに続く第二弾となる。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS