【8月26日 AFP】2013年世界ラリー選手権(WRC 2013)、第9戦ラリー・ドイツ(ADAC Rally Deutschland 2013)は25日、最終日が行われ、 シトロエンDS3(Citroen)に乗るダニエル・ソルド(Dani Sordo、スペイン)が優勝した。

 ソルドは、2位に入ったフォード・フィエスタ(Ford Fiesta)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)と3位に入ったシトロエンのミッコ・ヒルボネン(Mikko Hirvonen、フィンランド)をしのいで初優勝を遂げた。

 レース終盤、フィニッシュから3キロメートル地点でヌービルがコースアウトを喫したため、ソルドがわずか2秒6上回るタイムでフィニッシュするという劇的な展開となった。

 今季からラリーに本格参戦しているヌービルは、9戦を終えた現時点で3度の2位入賞、2度の3位入賞を果たしており、ドライバーズポイントの順位では2位に浮上した。

 フォルクスワーゲン(Volkswagen Motorsport)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)がパワーステージでボーナスポイントを3点獲得し、合計184ポイントで首位の座をキープしている。

 今季残すところあと4戦としたところで、ヌービルは75ポイント差の109ポイントでオジェを追っており、3位には98ポイントのフォルクスワーゲン(Volkswagen Motorsport)のヤリマティ・ラトバラ(Jari-Matti Latvala)がつけている。(c)AFP