【8月26日 AFP】13F1第11戦ベルギーGP(Belguim Grand Prix 2013)は25日、決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が優勝した。

 ベッテルが完璧な内容でシーズン5勝目を挙げ、ドライバーズタイトルを争うライバルたちとのリードを広げた。

 スパ・フランコルシャン(Spa-Francorchamps)で行われた決勝でベッテルは、ポールポジションからスタートしたメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を抑え、F1通算勝利数を31に伸ばした。

 ベッテルと16秒869差の2位にはフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が入り、ハミルトンは今季4度目の3位に終わった。

 自身2度目となるベルギーGP優勝を果たしたベッテルは、合計197ポイントでドライバーズ選手権争いの総合首位を守り、アロンソが157ポイントで同2位に、ハミルトンが合計139ポイントで同3位につけている。

 また、コンストラクターズ争いではレッドブルが合計312ポイントで総合首位を堅持し、メルセデスAMGが同235ポイントで追っている。

 メルセデスAMGのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が4位、レッドブルのマーク・ウェーバー(Mark Webber)が5位、マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のジェンソン・バトン(Jenson Button)が6位に入った。

 また、フェラーリのフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が7位、ロータス(Lotus F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)が8位、フォースインディア(Force India)のエイドリアン・スーティル(Adrian Sutil)が9位、トロ・ロッソ(Toro Rosso)のダニエル・リチャルド(Daniel Ricciardo)が10位となっている。

 一方、ロータスのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が、F1復帰後では初めてとなるリタイアに終わった。(c)AFP