ポドルスキーが2得点のアーセナル、雨の試合を制す
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【8月25日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは24日、第2節の試合が各地で行われ、アーセナル(Arsenal)は3-1でフラム(Fulham)に勝利した。
アーセナルが敵地クレイヴン・コテージ(Craven Cottage)でフラムに快勝し、理想的な形で周囲の批判をはねつけた。
オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)のゴールで先制したアーセナルは、ルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)が前後半にそれぞれ得点を挙げる活躍を見せ、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は今季初の勝ち点を手にした。
ガナーズ(アーセナルの愛称)はシーズン開幕戦でアストン・ビラ(Aston Villa)に完敗を喫したものの、その後は立ち直りを見せ、公式戦2連勝という最高の結果で厳しい一週間に終止符を打った。
■アーセナルはウィルシャーが先発から外れる、フラムは新オーナーが本拠地に登場
21日に行われたフェネルバフチェ(Fenerbahce)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)のプレーオフ第1戦に3-0で勝利を収めているアーセナルのベンゲル監督だが、この日はジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)を先発から外した。
これにより中盤にはアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)、サンティ・カソルラ(Santi Cazorla)、トマス・ロシツキー(Tomas Rosicky)の3人が起用された。
ディフェンスラインはバカリー・サニャ(Bacary Sagna)を中央に置き、累積警告のため出場停止のローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)の代役に主将のペア・メルテザッカー(Per Mertesacker)、右サイドバックにはカール・ジェンキンソン(Carl Jenkinson)が起用された。
一方、マルティン・ヨル(Martin Jol)監督が率いるフラムは、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)から移籍したばかりのスコット・パーカー(Scott Parker)が新天地デビューを飾った。
また、アデル・ターラブト(Adel Taarabt)が左サイドで出場機会を与えられ、アストン・ビラから期限付き移籍で加入したダレン・ベント(Darren Bent)はベンチスタートとなった。
フラムは新しいオーナーが就任するなど、変化の多い夏だった。テムズ川(River Thames)沿いにあって、激しい雨が降ったクレイヴン・コテージでは、試合開始前にホームのサポーターに新オーナーが紹介された。
紹介を受けた新オーナーでパキスタン人実業家のシャヒード・カーン(Shahid Khan)氏は、ファンから熱烈な歓迎を受け、17日のサンダーランド(Sunderland AFC)戦に続く開幕2連勝への機運も盛り上がったかのように思われた。
■ポドルスキーが2得点の活躍、フラムは1点を返すのがやっと
大雨とともに試合開始を迎え、混乱気味のスタートとなったが、最初にチャンスを迎えたのはアーセナルで、ポドルスキーが狙ったシュートはコースを外されてコーナーキックとなった。
さらに前半10分、オフサイドトラップを抜けたセオ・ウォルコット(Theo Walcott)がロシツキーからパスを受けて再び相手ゴールを脅かしたが、これはフラムのGKデビッド・ストックデール(David Stockdale)が素早く反応してウォルコットのシュートを止めている。
同14分にフラムはさらに追い込まれ、ヨン・アルネ・リーセ(John Arne Riise)がヘディングでクリアしたボールをアーセナルがキープし、パスワークでラムジーにつなげた。
ラムジーが放ったミドルシュートは勢いが足りなかったものの、ジルーのかかとに当たって完璧な位置にボールが転がると、ジルーが鮮やかにフィニッシュした。
その直後にフラムには同点のチャンスが訪れたものの、ターラブトのシュートはGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)に阻まれ、こぼれ球を押し込もうとしたダミアン・ダフ(Damien Duff)のシュートもシュチェスニーが阻止している。
また、同38分にもフラムのサーシャ・リーター(Sascha Riether)が追いつくチャンスを作りかけたが、メルテザッカーの伸ばした左足がこれをふいにしている。
前半も終わりに近づき、ウォルコットがフェネルバフチェ戦で1得点を挙げているキーラン・ギブス(Kieran Gibbs)にアシストを供給したが、ギブスのシュートは枠を外れた。
しかし、アーセナルの猛攻は続き、迎えた前半41分、ウォルコットの放ったシュートをGKストックデールが弾き返したが、転がったボールをポドルスキーがゴールに叩き込んで追加点を挙げた。
追い込まれたフラムは、固い決意を持って後半に臨んだが、ターラブトのシュートはニアポストでGKシュチェスニーに止められた。
さらにフラムを引き離すチャンスを迎えたアーセナルは、ラムジーが得点機を逃したが、流れを変える必要性を感じたヨル監督は、ディミタール・ベルバトフ(Dimitar Berbatov)がいる前線にベントを投入した。
そして後半23分、アーセナルはカソルラからパスを受けたポドルスキーがシュートを決めて3-0と突き放した。
フラムは後半32分、ベルバトフのシュートのこぼれ球をベントが押し込んで1点を返したが、反撃するにはあまりにも遅かった。(c)AFP/Ed AARONS