元重慶市トップの公判始まる、「公正な裁判」を要求
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【8月22日 AFP】中国・重慶(Chongqing)市の元トップで昨年失脚し、収賄や公金横領、職権乱用の罪で起訴された薄熙来(Bo Xilai)被告の初公判が22日、東部・済南(Jinan)市の中級人民法院(地裁)で始まった。薄被告は、「公正な裁判を求める」と法廷で訴えた。
同法院がマイクロブログの「微博(Weibo)」で発表したところによると、薄被告は2011年、妻の谷開来(Gu Kailai)受刑者が英国人実業家を殺害した際、自身の政治権力をもって事件を隠ぺいしようとしたとされる。
起訴状は、薄被告が重慶市の共産党委員会書記という立場を利用して「何度も職権を乱用した」と指摘。さらに、大連(Dalian)市長や遼寧(Liaoning)省知事、商務相時代を通じて総額2180万元(約3億5000万円)の賄賂を受け取ったほか、公金500万元(約8000万円)を着服したとしている。
賄賂は、谷受刑者と息子の薄瓜瓜(Bo Guagua)氏を経由していたものもあるという。検察は薄被告に対し、10万元以上の収賄で最短10年の禁錮刑を求めている。
薄被告は法廷で、収賄罪の1件について罪状を否認したが、残る罪状は認め、「裁判官が合理的かつ公正に裁いてくれることを望む」と述べた。
薄被告のスキャンダルは、中国共産党指導部内の亀裂を浮き彫りにした。政治評論家は、薄被告が毛沢東(Mao Zedong)氏の政治手法をよみがえらせようとしたことが、1人の強い指導者による統治への回帰を狙っていると共産党指導部にみなされ、警戒されたのではないかと分析している。
谷被告は、英国人実業家ニール・ヘイウッド(Neil Heywood)氏殺害の罪で昨年、執行猶予付きの死刑判決が確定している。(c)AFP/Carol Huang
同法院がマイクロブログの「微博(Weibo)」で発表したところによると、薄被告は2011年、妻の谷開来(Gu Kailai)受刑者が英国人実業家を殺害した際、自身の政治権力をもって事件を隠ぺいしようとしたとされる。
起訴状は、薄被告が重慶市の共産党委員会書記という立場を利用して「何度も職権を乱用した」と指摘。さらに、大連(Dalian)市長や遼寧(Liaoning)省知事、商務相時代を通じて総額2180万元(約3億5000万円)の賄賂を受け取ったほか、公金500万元(約8000万円)を着服したとしている。
賄賂は、谷受刑者と息子の薄瓜瓜(Bo Guagua)氏を経由していたものもあるという。検察は薄被告に対し、10万元以上の収賄で最短10年の禁錮刑を求めている。
薄被告は法廷で、収賄罪の1件について罪状を否認したが、残る罪状は認め、「裁判官が合理的かつ公正に裁いてくれることを望む」と述べた。
薄被告のスキャンダルは、中国共産党指導部内の亀裂を浮き彫りにした。政治評論家は、薄被告が毛沢東(Mao Zedong)氏の政治手法をよみがえらせようとしたことが、1人の強い指導者による統治への回帰を狙っていると共産党指導部にみなされ、警戒されたのではないかと分析している。
谷被告は、英国人実業家ニール・ヘイウッド(Neil Heywood)氏殺害の罪で昨年、執行猶予付きの死刑判決が確定している。(c)AFP/Carol Huang