ポグバ「本当に残念」、ラツィオファンが人種差別行為で処分
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【8月20日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)とラツィオ(SS Lazio)が対戦したイタリア・スーパーカップ2013(Italian Super Cup 2013)で、悪名高いラツィオのサポーターが黒人選手に対し、人種差別発言を行っていたことが明らかになった。
ユベントスに所属するフランス出身のポール・ポグバ(Paul Pogba)、ガーナ出身のクワドォー・アサモア(Kwadwo Asamoah)、ナイジェリア系イタリア人のアンジェロ・オビエンツェ・オグボンナ(Angelo Obinze Ogbonna)の3選手は、18日に行われた試合で人種差別発言を浴びせられた。
しかし、リーグ側は19日、新しい人種差別問題に素早い対応を見せ、ラツィオがホームにウディネーゼ(Udinese)を迎える新シーズン開幕戦で、サポーターが陣取るスタンドの一部を封鎖すると発表した。
封鎖されるのは、ファシスト(Fascist)寄りの傾向が強いラツィオの熱狂的サポーター「ウルトラス(Ultras)」が試合を観戦する、スタジアム北スタンドのクルヴァ・ノルド(Curva Nord)になる。
ユベントスが4-0で快勝した試合で得点を挙げているポグバは、ファンからの攻撃に対し、自分を守るためにできることは何もないと語っている。
ポグバはAFPに対し、「僕たちは人種差別発言を浴びせられた。彼らは無知なんだね」と語っている。
「僕はどうしたらいいんだ?僕一人に対して、相手は3万人のファンなんだ。彼らは自分たちのチームにも黒人選手がいるのに、そういった行為をする」
「そのような行為は自分たちの選手に対しても敬意がない。サッカーの試合でこういうことを聞くのは本当に残念だ。だけど、僕は選手だから自分の仕事に集中するよ」
この試合のラツィオのメンバーには、アンゴラ出身でベルギー国籍のルイス・ペドロ・カヴァンダ(Luis Pedro Cavanda)が名を連ね、ナイジェリア出身のオゲニー・オナジ(Ogenyi Onazi)は途中出場した。(c)AFP