【8月19日 AFP】6歳と4歳の男児がニシキヘビに絞め殺される事件があったばかりのカナダで、今度はホテルの客室から40匹ものニシキヘビが見つかり、警察に押収される騒ぎがあった。

 カナダ・オンタリオ(Ontario)州の警察当局の発表によると、ニシヒキヘビは15日、同州ブラントフォード(Brantford)にあるホテルの1室で発見された。40匹のヘビは複数のプラスチック製保存容器に分けて入れられており、この客室には自宅を強制退去させられた男女のカップルが宿泊していたという。

 警察は客室内にニシキヘビがいた経緯は捜査中だとしたうえで、ヘビが押収される際にこのカップルがいたかどうかや、ニシキヘビの個人所有を禁じた州法への違反で2人を起訴する可能性については触れなかった。

 見つかったニシキヘビは体長30センチ~1.4メートルで、衰弱していたためカナダ動物保護協会(Canadian Society for the Protection of Animals)が保護し、獣医が経過を観察しているという。

 カナダでは今月初め、東部キャンベルトン(Campbellton)のアパートで、就寝中の男児2人がアパート内の別の部屋から脱走した1匹のニシキヘビに絞め殺される事件が起きている。(c)AFP