【8月19日 AFP】第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)は18日、男子4×100メートルリレー決勝が行われ、ジャマイカが37秒36で優勝を飾った。

 ジャマイカのアンカーを務めたウサイン・ボルト(Usain Bolt)は、この優勝で、世界陸上史上最多タイとなる通算8個目の金メダルを手にした。

 ボルトはベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)の100メートル、200メートル、4×100メートルリレー、大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)での200メートルと4×100メートルリレー、そして今大会の100メートルと200メートルで金メダルを手にしている。

 ボルトは金メダルの通算獲得数で、アリソン・フェリックス(Allyson Felix)、カール・ルイス(Carl Lewis)氏、マイケル・ジョンソン(Michael Johnson)氏と並んだ。

 2位には37秒66で米国、3位には37秒92でカナダが入った。当初、英国が3着でフィニッシュしたが、バトンパスの際にオーバーゾーンで失格となった。

 内側の第3レーンを走る米国の第1、第2走者の好走で並ばれていた第4レーンのジャマイカだったが、第3走者のニッケル・アシュミード(Nickel Ashmeade)がその差を詰めた。

 すると、米国は第3走者のラキーム・サラーム(Rakieem Salaam)と第4走者のジャスティン・ガトリン(Justin Gatlin)のところでバトンパスを失敗。ガトリンは、バトンをしっかりとつかもうとしながら走り、右足を第4レーンに幾度もはみ出していた。

 アシュミードからスムーズにバトンパスを受けたボルトは、米国のミスで、大きな体を最後のストレートで解き放つだけの余裕を与えられた。

 その後ボルトはスピードを緩めることなく、歯を食いしばり、腕と足を振りながら、体を傾けてフィニッシュラインを通過した。

 ボルトはレース後「何もかもうまくいった。勝てて良かった、そのために練習していたんだから。自分のことを誇りに思う。できるだけ長く頂点に立てるように頑張っていきたいね」とコメントした。(c)AFP/Luke PHILLIPS