【8月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は16日、今夏の移籍市場が終了するまでマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)獲得は諦めないと話した。

 モウリーニョ監督は、プレシーズン中からルーニーに目をつけており、2度にわたってユナイテッドにオファーを提出したが、どちらも拒否された。

 チェルシーが調整を行っている英コブハム(Cobham)のトレーニンググラウンドで記者会見に臨んだモウリーニョ監督は、ルーニーの名前を出すことは避けたものの、ハル・シティ(Hull City)とのリーグ開幕戦を控えながらも、ターゲット獲得に尽力する姿勢を示した。

 そんな中、モウリーニョ氏のイタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)時代の教え子であるサミュエル・エトー(Samuel Eto'o)のチェルシー移籍も取り沙汰されている。

 エトーは現在所属するロシア・プレミアリーグのアンジ・マハチカラ(Anzhi Makhachkala)を退団すると見られており、モウリーニョ監督の下で再びプレーすることを望んでいると前向きに話していた。

「以前ともに戦ったことがある選手から、公の場で私の下でまたプレーしたいと言ってくれるのは監督としてとても嬉しい。特にサミュエルのような、欧州で長年の経験がある選手がね」とモウリーニョ監督はコメントする。

 その一方でモウリーニョ監督は、優先順位のトップには別の選手がいることを示唆した。

「しかし今は一人の選手だけを獲得しようとしているんだ。どうなるかは待ってみないとわからない。移籍の窓が閉まる前までには決断を下さなければいけない。その時は違う結果になっているかもしれない」

「私はチェルシーの監督だ。監督なら誰しも、自分のチームの強化を望む。今のチームに満足していると発言したとしても、それは嘘だ。常にチームの向上を求めている」

「どうなることか、見てみよう。チェルシーだけじゃなくて、マンチェスター・ユナイテッドもね」

■ダビド・ルイスの放出は否定

 一方で、モウリーニョ監督は、 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)が関心を示しているダビド・ルイス(David Luiz)の放出は断固として拒否した。

「ダビドの獲得はクラブにとって大きな投資だった。まだ加入して2年しか経っていない。7年や10年所属している選手とは違う。昨年には契約を更新したし、彼はチェルシーで満足している」

「バルセロナのようなビッグクラブは最高の選手を求めることはわかるが、正直に言って、ダビド・ルイスがチェルシーを去ることは断じてない」

(c)AFP/Ian Winrow