【8月17日 AFP】第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)は16日、男子5000メートル決勝が行われ、英国のモハメド・ファラー(Mohammed Farah)が13分26秒98で金メダルに輝いた。

 10日の男子1万メートルを制しているファラーは、ケニア勢のレースをハイペースに持ち込む作戦をものともせず、2012年のロンドン五輪に続き、世界陸上での長距離2冠を達成した。

 この優勝でファラーは、2008年の北京五輪と2009年の世界陸上ベルリン大会で2冠に輝いたエチオピアのケネニサ・ベケレ(Kenenisa Bekele)以来、史上2人目となる五輪と世界陸上の2大会連続長距離2冠を達成している。

 エチオピアのハゴス・ゲブリウェト(Hagos Gebrhiwet)が13分27秒26で銀メダル、ケニアのイシア・コエチ(Isiah Koech)が同タイムながら写真判定で銅メダルを獲得した。(c)AFP