【8月16日 AFP】第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)は15日、女子200メートル準決勝が行われ、4度目の優勝を目指すアリソン・フェリックス(Allyson Felix、米国)が決勝に進出した。

 フェリックスはコーナーでしっかりとした走りを見せると、その出口ではナイジェリアのブレッシング・オカグバレ(Blessing Okagbare)と肩を並べ、その後トップでフィニッシュした。

 2011年の第13回世界陸上大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)ではこの種目銀メダルに終わったフェリックスだが、16日の決勝で大会通算9個目の金メダルを獲得すれば、世界陸上史上最も成功した選手になることができる。

 現在フェリックスは、金メダルの通算獲得数8とし、同国出身の伝説の名選手カール・ルイス(Carl Lewis)氏、マイケル・ジョンソン(Michael Johnson)氏と並んでいる。一方、今大会でジャマイカのウサイン・ボルト(Usain Bolt)が男子200メートルと4x100メートルリレーでも金メダルを取れば、獲得数は通算8個となる。

 リレーで5個の金メダルを獲得しているフェリックスは、200メートル決勝で、今大会の100メートルを制し、短距離2冠を狙うジャマイカのシェリー・アン・フレイザー・プライス(Shelly-Ann Fraser-Price)との厳しい戦いを強いられることになる。
 
 100メートル決勝で2位に大会史上最大の差をつけて圧勝を飾ったフレイザー・プライスは、200メートルの準決勝でもコーナーの出口で十分なリードを奪い、他の選手に数メートルの差をつけてフィニッシュした。

 しかし、フェリックスもフレイザー・プライスも、100メートルでアフリカ勢としては史上初めて、世界選手権の短距離個人種目でメダルを獲得した、銀メダリストのコートジボワールのミュリエル・アウレ(Murielle Ahoure)を警戒することになる。

 コートジボワール国内では「女性版ドログバ(サッカー選手のディディエ・ドログバ(Didier Drogba))」として知られる25歳のアウレは、準決勝で22秒46を記録し、メダルに挑戦するだけの力を示している。(c)AFP/Pirate Irwin