【8月8日 AFP】禁止薬物規定違反により、米大リーグ機構(MLB)から211試合の出場停止処分を言い渡されたニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)が異議申し立てを行った。米国メディアが7日、報じた。

 MLBは5日、フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)の「バイオジェネシス(Biogenesis)」から禁止薬物の提供を受けたとされるロドリゲスのほか、12選手に対して50試合の出場停止処分を科していた。

 米スポーツ専門チャンネルのESPNは、MLB選手会(MLB Players Association)がロドリゲスの代理として申し立てを行ったと伝えている。

 ロドリゲスの出場停止処分は正式には7日から始まる予定だったが、申し立て期間中はプレーすることが可能となる。

 裁定人による審問が行われるまでロドリゲスの出場は可能となり、最終決定は早くても今季のワールドシリーズ終了後とみられている。(c)AFP