【8月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の幹部が、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)の気持ちを無視してまでクラブにとどめることはできないとの見解を示し、ベイル獲得を目指すレアル・マドリード(Real Madrid)に希望の光が差した。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は先日、クラブはベイル獲得へ向けて交渉中であることを明らかにしているが、トッテナムのアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)監督はベイルを放出しないと反論していた。

 しかし、トッテナムのディレクターを務めるキース・ミルズ(Keith Mills)氏は、スパーズとしては「本気でベイルに残留してほしい」と述べながらも、クラブは選手の意思に反対してまでチームにとどめることを強制できないとしている。

 ミルズ氏は英夕刊紙イブニング・スタンダード(Evening Standard)に対し、「選手がどうしても退団したいというのであれば、彼を強制的に残留させるのはとても難しい」と語った。

「そんな状況をほかのクラブで見てきた。たとえ契約が残っていたとしても、無理やりクラブでプレーさせることはできない」

 スペインのメディアは、ベイルがレアル移籍を実現するためにトッテナムの練習には合流しないと伝えていた。しかし、ベイルは6日に行われた練習に姿を見せている。

 ベイルは7月16日に行われたイングランド・フットボールリーグ1(3部)、スウィンドン・タウン(Swindon Town FC)との親善試合を最後にプレーしておらず、トッテナムが2-5で敗れたASモナコ(AS Monaco)との親善試合を足の負傷により欠場している。

 また、ベイルは香港で行われたプレシーズンツアーも負傷を理由に参加していない。

 12-13シーズンに公式戦26得点を記録したベイルは、イングランド・プロサッカー選手協会(Professional Footballers' Association、PFA)の年間最優秀選手と最優秀若手選手の同時受賞を果たし、イングランド・フットボール記者協会(Football Writers' Association、FWA)の年間最優秀選手に選出されている。(c)AFP