【8月6日 AFP】暴行と飲酒による治安紊乱行為で起訴されていたサッカー元イングランド代表のポール・ガスコイン(Paul Gascoigne)氏が5日、罰金処分を科されたことが明らかになった。

 長年にわたりアルコール依存症と闘ってきた46歳のガスコイン氏は、7月4日に英スティーブニッジ(Stevenage)駅で酔って暴れていたところ、通報を受けた警察によって逮捕され、2つの罪状で起訴された。

 そして5日の裁判で罪を認めたガスコイン氏は、暴行罪で600ポンド(約9万円)、治安紊乱罪で400ポンド(約6万円)、合計1000ポンド(約15万円)の罰金を科された。

 ガスコイン氏の弁護士は裁判所の外に集まった記者に対し、「ガスコイン氏は(7月4日の)行動について公に謝罪をしたいと望んでいる。今は回復するため、そっとしておいて頂きたいと願っている」とコメントを発表したが、本人はノーコメントを貫いた。

 イングランド史上最も優れたサッカー選手の一人ともいわれるガスコイン氏は、故郷のローカルチーム、ニューカッスル(Newcastle United)でプロデビュー。1988年から1998年の間にイングランド代表として57試合に出場し、1990年W杯イタリア大会ではイングランドの準決勝進出に貢献した。

 また、トッテナム・ ホットスパー(Tottenham Hotspur)やイタリア・セリエAのラツィオ(SS Lazio)でも活躍し、その後スコットランド・プレミアリーグのグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)、ミドルズブラ(Middlesbrough FC)、エバートン(Everton)などを渡り歩いた後、2004年に現役を引退した。(c)AFP