【8月2日 AFP】アルゼンチンで、列車の運転中に居眠りをしかけたり、携帯電話で通話したり、本を読んだりしている運転士がいることが、運転席に設置した監視カメラの映像から明らかになった。

 監視カメラは、今年6月に首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)近郊で3人が死亡した列車事故を受けて設置したもの。

 カメラ映像を公開したフロレンシオ・ランダソ(Florencio Randazzo)運輸相は1日、「カメラ設置から1か月もたたないが、とんでもない結果が判明した」と発表。中には、運転装置から完全に手を放している運転士も映っていた。

 ほとんど眠りかけていた運転士が運転していた列車には、およそ1000人の乗客が乗っていた。この運転士は、すでに運転士の任務から、はずされたという。

 アルゼンチンでは今年6月、ブエノスアイレス西方で通勤客を乗せた列車が停車中の列車に衝突し、3人が死亡する事故が発生。さらに昨年2月にも、ブエノスアイレスで列車が駅の車両止めに激突して51人が死亡、700人が負傷する事故が起きている。(c)AFP