【7月30日 AFP】第15回世界水泳選手権(15th FINA World Championships)は29日、スペイン・バルセロナ(Barcelona)で競泳女子200メートル個人メドレーの決勝が行われ、ハンガリーのカティンカ・ホッスー(Katinka Hosszu)が2分7秒92で金メダルに輝いた。

 2分9秒39でオーストラリアのアリシア・クーツ(Alicia Coutts)が銀メダル、2分9秒45でスペインのミレイア・ベルモンテ・ガルシア(Mireia Belmonte Garcia)が銅メダルを獲得した。

 しかし、表彰台には優勝候補の最右翼といわれていた中国の葉詩文(Shiwen Ye、ヨウ・シブン)の姿はなかった。

 葉はホッスーに2秒56遅れてフィニッシュし、衝撃の4位に終わった。

 葉の次のメダル獲得のチャンスは、4日に行われる400メートル個人メドレー決勝となる。2012年ロンドン五輪の同競技で葉は、米国の男子選手ライアン・ロクテ(Ryan Lochte)が金メダルを獲得した時を上回るタイムで最終ラップを泳ぎ、世界記録を樹立した。(c)AFP/Ryland James