【7月26日 AFP】南アフリカに、英国統治時代もアパルトヘイト(人種隔離)の激動も生き抜いてきた、と語る高齢女性がいる。身分証明書によれば1894年生まれの119歳で、これが事実ならば存命中の世界最高齢者ということになる。

 ヨハネスブルク(Johannesburg)郊外の小さな町クレルクスドルプ(Klerksdorp)に暮らすジョアンナ・マジブコ(Johanna Mazibuko)さんは、今も毎朝、自分でベッドを整えている。「元気にやっていますよ」。最近、取材に訪れた地元紙ソウェタン(Sowetan)にマジブコさんはこう語った。

 10人きょうだいの長女で、子どもは7人生まれたが、既に5人に先立たれてしまった。「神様は私にたっぷり人生を下さった。ボーナス付きでね。ずいぶん年を取ってしまったわ」

 マジブコさんは料理も着替えも、洗濯だって自力でやる。それ以外の時間は、だいたいテレビを見て日々を過ごしているという。同居している息子のツェコさん(77)によれば、自力で動くことには不自由していないが、長時間は立っていられず、よくうとうとしているそうだ。

 AFPは、マジブコさんのボロボロになった緑色の表紙の身分証明書のコピーを確認した。1986年に発行された証明書には、生年月日が1894年5月11日と記載されている。

 ただ、南アフリカの内務省は、マジブコさんの身分証明書の信ぴょう性はすぐには確認できないとしている。これまで、存命中の世界最高齢者として認定されていたのは日本の木村次郎右衛門(Jiroemon Kimura)さんだったが、今年6月に亡くなっている。(c)AFP