恐竜の尻尾の化石、完全な形で発見 メキシコ
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【7月26日 AFP】メキシコ北部コアウイラ(Coahuila)州の砂漠で、7200万年以上前に生息していたとみられる恐竜の5メートルにおよぶ尻尾の化石が発掘された。
メキシコ国立人類学歴史学研究所(National Anthropology and History Institute、INAH)の22日の発表によると、約50本の椎骨が並んだ状態の尻尾は、頭にとさかを持つカモノハシ恐竜の仲間、ランベオサウルス(Lambeosaurus)である可能性が高いという。
化石は2005年に発見されていたが、堆積岩に埋もれていたため、発見時の位置を保護・保存するために古生物学者らは堆積物を慎重に除去してきた。
同研究所によると、関節をなした尻尾の化石がメキシコで見つかったのは今回が初めてだという。しかし、正確な種の特定には、さらに多くの化石を発掘する必要があるという。
現場では他の長骨や腰骨の化石が発見されており、発掘チームは、復元すれば12メートルほどになると推定している骨格の残りも付近に埋まっていると考えている。(c)AFP
メキシコ国立人類学歴史学研究所(National Anthropology and History Institute、INAH)の22日の発表によると、約50本の椎骨が並んだ状態の尻尾は、頭にとさかを持つカモノハシ恐竜の仲間、ランベオサウルス(Lambeosaurus)である可能性が高いという。
化石は2005年に発見されていたが、堆積岩に埋もれていたため、発見時の位置を保護・保存するために古生物学者らは堆積物を慎重に除去してきた。
同研究所によると、関節をなした尻尾の化石がメキシコで見つかったのは今回が初めてだという。しかし、正確な種の特定には、さらに多くの化石を発掘する必要があるという。
現場では他の長骨や腰骨の化石が発見されており、発掘チームは、復元すれば12メートルほどになると推定している骨格の残りも付近に埋まっていると考えている。(c)AFP