【7月22日 AFP】ニュージーランドの首都ウェリントン(Wellington)で21日、マグニチュード(M)6.5の地震が発生し、れんがが崩れたり窓ガラスが割れるなどの被害が出た。同国では2011年にクライストチャーチ(Christchurch)を襲った大地震で185人が死亡しており、大きな揺れでパニック状態に陥る人も出たが、これまでのところ負傷者は4人でいずれも軽傷という。

 米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)によると、地震の発生時刻は午後5時09分(日本時間午後2時09分)で、震源はウェリントンの南南西57キロ、震源の深さは14キロ。ウェリントンでは19日から小規模な揺れが続いていた。22日も余震が続いているが、救援隊員らが道路に散乱したガラスなどの撤去作業を進めている。(c)AFP