ミケルソンが逆転で初優勝、第142回全英オープン
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【7月22日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、第142回全英オープン(The 142nd Open Championship)は21日、ガレーン(Gullane)のミュアフィールド(Muirfield)で最終日が行われ、米国のフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)が通算3アンダーで優勝を飾った。
約1か月前、第113回全米オープン選手権(2013 US Open Championship)で歴代最多の6度目の準優勝となり、傷心のうちに大会を終えたミケルソンが、自身初となる全英制覇を果たした。
43歳のミケルソンは最終日、エディンバラ(Edinburgh)東部のリンクスで、最終6ホール中4ホールでバーディーを奪ってバックナインでスコアを一挙に伸ばし、5アンダーでラウンドを終えた。
これで通算3アンダーとしたミケルソンは、この日1アンダーのヘンリク・ステンソン(Henrik Stenson、スウェーデン)に3打差をつけ、逆転で優勝を飾った。
4打差の3位タイには、イングランドのリー・ウェストウッド(Lee Westwood)とイアン・ポールター(Ian Poulter)、最終18番でバーディーを記録したオーストラリアのアダム・スコット(Adam Scott)が入った。
ミケルソンは自身20度目の全英出場で初優勝を飾り、2004年、2006年、2010年のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)、2005年の第87回全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)に続くメジャー5勝目を手にしている。
全米オープンでイングランドのジャスティン・ローズ(Justin Rose)に敗れ、大会最多となる2位に終わって心痛を味わっていたミケルソンだが、そのわずか1か月後にメジャー勝利を挙げ、同時に世界ランキングでも北アイルランドのロリー・マキロイ(Rory McIlroy)を上回り、米国のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)に次ぐ2位に順位を上げることとなる。
ミケルソンは、「とても大きな優勝だ。リンクスで自分のゴルフを高めていけるのか、これまで確信がなかったからね。間違いなくキャリア最高のラウンドだったし、生涯最高のショットが打てた」とコメントした。
「今の気持ちは、全米オープンで負けた時と比べると、これ以上ないというくらい正反対だ。驚くほど素晴らしい気分だよ」
「このスポーツでは素早く立ち直らなければならない。この数週間、あるいはこの数か月、私はキャリア最高のゴルフができている」
ミケルソンは最終日、首位のウェストウッドと5打差でスタートしたが、前半で安定したゴルフを披露すると、厳しいコンディションにライバルがスコアを落とす中、バックナインで見事に32を記録し、一挙に逆転した。
全英オープンでは、ロイヤルリザム・アンド・セントアンズ(Royal Lytham and St Annes)で行われた前年の第141回大会(The 141st Open Championship)をアーニー・エルス(Ernie Els、南アフリカ)が、ロイヤル・セントジョージズ・ゴルフクラブ(Royal St George's Golf Club)で行われた第140回大会(The 140th Open Championship)をダレン・ クラーク(Darren Clarke、北アイルランド)が制しており、これで3年連続で40代の選手が優勝を飾っている。
またミケルソンは史上初めて、スコティッシュ・オープン(2013 Aberdeen Asset Management Scottish Open)とその翌週行われる全英オープンで連続優勝を果たした選手となった。
ウッズは首位とわずか2打差の2位で最終日のラウンドをスタートさせたが、爆発するきっかけをつかめず、3日目を終えて追う状況ではこれまでメジャーを一度も制覇したことがないという記録も重なり、通算2オーバーの6位タイに終わった。(c)AFP/Allan Kelly