第142回全英オープン開幕、Z・ジョンソンが有力選手抑え首位発進
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【7月19日 AFP】（記事更新）男子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、第142回全英オープン（The 142nd Open hampionship）は18日、ガレーン（Gullane）のミュアフィールド（Muirfield）で開幕し、米国のザック・ジョンソン（Zach Johnson）が5アンダーで単独首位発進した。
有力選手がスコアを崩すなか、2007年マスターズ・トーナメント王者のジョンソンはパターが冴えわたり、5番のイーグルをきっかけに5アンダーを記録した。
予選を勝ち上がってきたインドのシブ・カプール（Shiv Kapur）は、7ホール終了時点で6アンダーを記録し、ジョンソンから順位表のトップを奪うのではないかという驚異を与えたが、後半にスコアを落とし、最終的には3アンダーで4位タイにつけた。
カプールと同じ4位タイのグループには、スペインのミゲル・アンヘル・ヒメネス（Miguel Angel Jimenez）、米国のダスティン・ジョンソン（Dustin Johnson）とブラント・スネデカー（Brandt Snedeker）、1996年大会覇者のトム・レーマン（Tom Lehman）が並んでいる。
出場156選手の中でアンダーパーでラウンドしたのが20名だけという難コースで、1998年大会王者で現在56歳のマーク・オメーラ（Mark O'Meara、米国）とスペインのラファエル・カブレラベロー（Rafael Cabrera-Bello）が、ジョンソンに1打差の4アンダー2位タイにつけた。
優勝候補のタイガー・ウッズ（Tiger Woods）は、6月に行われた第113回全米オープン選手権（2013 US Open Championship）で、ラフからボールを打ち出す際に左ひじを痛めて以来の実戦復帰となったが、初日のラウンドを2アンダーで終えた。
一方、元世界ランク1位のロリー・マキロイ（Rory McIlroy、北アイルランド）とルーク・ドナルド（Luke Donald、イングランド）にとって、第142回大会の初日は最悪な一日となった。
マキロイと米国のドナルドは、2週間ほど晴天が続いたためグリーンが速く、荒々しいコースコンディションになったスコットランドのミュアフィールドで、いつもならば考えられないような大失態を演じた。
18日の気温は晴天で26度を記録し、グリーンはオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ（Augusta National Golf Club）並みに高速となり、油断できない状態だった。カップ近辺は特に速く、数名の選手から批判が出るほどだった。
今年1月にクラブを変更して以降、低迷している世界ランク2位のマキロイは、バックナインで2つのダブルボギーを叩き、8オーバーと大きく出遅れた。
また、12番でダブルボギー、14番でトリプルボギーを叩いたドナルドは、9オーバー143位で初日を終え、メジャー初制覇は絶望的となっている。
■パット好調のジョンソン、「とても充実した一日で、気分も最高だった」
2007年のマスターズではウェッジが冴えわたったジョンソンだが、今回はパッティングがこの日のベストスコアを導いた。
前週のジョンディア・クラシック（John Deere Classic 2013）では、19歳のジョーダン・スピース（Jordan Spieth、米国）にプレーオフで敗れているジョンソンは、「とても充実した一日で、気分も最高だった」と語った。
「今週になってからティーショットの調子が良かった。アプローチショットにも自信をもて、ピンそばに寄せられた」
「全英オープンやほかのメジャー大会でアンダーパーで回れるときは、パッティングを慎重にしなければならない。今日の私のパッティングは素晴らしかった」
そのほかでは、第77回マスターズ・トーナメント（The Masters Tournament 2013）を制したアダム・スコット（Adam Scott、オーストラリア）がイーブンパー、前回王者のアーニー・エルス（Ernie Els、南アフリカ）が3オーバー、第113回全米オープン選手権（2013 US Open Championship）優勝者のジャスティン・ローズ（Justin Rose、イングランド）が4オーバーだった。
全英オープンを2度制したミュアフィールドに戻って来たニック・ファルド（Nick Faldo、イングランド）は、輝きを放つことができず8オーバーとなり、トム・ワトソン（Tom Watson、米国）とフレッド・ カプルス（Fred Couples、米国）は4オーバーだった。
また、2010年大会王者ルイ・ウーストハイゼン（Louis Oosthuizen、南アフリカ）と、ピーター・ハンソン（Peter Hanson）とアレクサンダー・ノーレン（Alexander Noren）のスウェーデン勢、計3人が負傷のため棄権した。(c)AFP/Allan Kelly
有力選手がスコアを崩すなか、2007年マスターズ・トーナメント王者のジョンソンはパターが冴えわたり、5番のイーグルをきっかけに5アンダーを記録した。
予選を勝ち上がってきたインドのシブ・カプール（Shiv Kapur）は、7ホール終了時点で6アンダーを記録し、ジョンソンから順位表のトップを奪うのではないかという驚異を与えたが、後半にスコアを落とし、最終的には3アンダーで4位タイにつけた。
カプールと同じ4位タイのグループには、スペインのミゲル・アンヘル・ヒメネス（Miguel Angel Jimenez）、米国のダスティン・ジョンソン（Dustin Johnson）とブラント・スネデカー（Brandt Snedeker）、1996年大会覇者のトム・レーマン（Tom Lehman）が並んでいる。
出場156選手の中でアンダーパーでラウンドしたのが20名だけという難コースで、1998年大会王者で現在56歳のマーク・オメーラ（Mark O'Meara、米国）とスペインのラファエル・カブレラベロー（Rafael Cabrera-Bello）が、ジョンソンに1打差の4アンダー2位タイにつけた。
優勝候補のタイガー・ウッズ（Tiger Woods）は、6月に行われた第113回全米オープン選手権（2013 US Open Championship）で、ラフからボールを打ち出す際に左ひじを痛めて以来の実戦復帰となったが、初日のラウンドを2アンダーで終えた。
一方、元世界ランク1位のロリー・マキロイ（Rory McIlroy、北アイルランド）とルーク・ドナルド（Luke Donald、イングランド）にとって、第142回大会の初日は最悪な一日となった。
マキロイと米国のドナルドは、2週間ほど晴天が続いたためグリーンが速く、荒々しいコースコンディションになったスコットランドのミュアフィールドで、いつもならば考えられないような大失態を演じた。
18日の気温は晴天で26度を記録し、グリーンはオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ（Augusta National Golf Club）並みに高速となり、油断できない状態だった。カップ近辺は特に速く、数名の選手から批判が出るほどだった。
今年1月にクラブを変更して以降、低迷している世界ランク2位のマキロイは、バックナインで2つのダブルボギーを叩き、8オーバーと大きく出遅れた。
また、12番でダブルボギー、14番でトリプルボギーを叩いたドナルドは、9オーバー143位で初日を終え、メジャー初制覇は絶望的となっている。
■パット好調のジョンソン、「とても充実した一日で、気分も最高だった」
2007年のマスターズではウェッジが冴えわたったジョンソンだが、今回はパッティングがこの日のベストスコアを導いた。
前週のジョンディア・クラシック（John Deere Classic 2013）では、19歳のジョーダン・スピース（Jordan Spieth、米国）にプレーオフで敗れているジョンソンは、「とても充実した一日で、気分も最高だった」と語った。
「今週になってからティーショットの調子が良かった。アプローチショットにも自信をもて、ピンそばに寄せられた」
「全英オープンやほかのメジャー大会でアンダーパーで回れるときは、パッティングを慎重にしなければならない。今日の私のパッティングは素晴らしかった」
そのほかでは、第77回マスターズ・トーナメント（The Masters Tournament 2013）を制したアダム・スコット（Adam Scott、オーストラリア）がイーブンパー、前回王者のアーニー・エルス（Ernie Els、南アフリカ）が3オーバー、第113回全米オープン選手権（2013 US Open Championship）優勝者のジャスティン・ローズ（Justin Rose、イングランド）が4オーバーだった。
全英オープンを2度制したミュアフィールドに戻って来たニック・ファルド（Nick Faldo、イングランド）は、輝きを放つことができず8オーバーとなり、トム・ワトソン（Tom Watson、米国）とフレッド・ カプルス（Fred Couples、米国）は4オーバーだった。
また、2010年大会王者ルイ・ウーストハイゼン（Louis Oosthuizen、南アフリカ）と、ピーター・ハンソン（Peter Hanson）とアレクサンダー・ノーレン（Alexander Noren）のスウェーデン勢、計3人が負傷のため棄権した。(c)AFP/Allan Kelly
