【7月18日 AFP】2013ツール・ド・フランス(2013 Tour de France)は17日、第17ステージ(アンブリュンからショルジュ、32キロメートル、個人タイムトライアル)が行われ、スカイ(Sky Pro Cycling)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)がステージ優勝を飾った。

 起伏に富んだ32キロメートルのコースで51分33秒を記録したフルームが、今大会ステージ3勝目を挙げ、総合首位(マイヨ・ジョーヌ)の座を堅持した。

 ツールで2度の総合優勝を経験し、フルームにとって最大のライバルであるチーム・サクソ・ティンコフ(Team Saxo-Tinkoff)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)は、9秒差の2位だった。

 コンタドールはベルキン(Belkin Pro Cycling Team)のバウケ・モレッマ(Bauke Mollema、オランダ)を抜いて総合2位に浮上したが、アルプス・ステージに突入する大事な第18ステージ(ギャップからラルプ・デュエズ、172.5キロメートル)を控え、4分25秒だったフルームとの総合タイム差は4分34秒まで広がった。

 マイヨ・ジョーヌの証であるイエロージャージと山岳賞(マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ)トップに与えられる水玉のジャージを手にし、この日3度目となる表彰台の頂点から下りてきたフルームは、今回の結果は期待以上だと語った。

 スタートからゴールまで英国旗を持った数多くのファンから後押しを受けたフルームは、「3回も表彰台に上れるなんて、とにかく最高だ」と語った。

「今日の結果にとても満足している。今後のステージのために少し余力を残しておこうと思っていたので、多少タイム差を縮められても仕方がないと覚悟していた。それだけに今回のステージで勝ったことに驚いている」

 チーム・サクソ・ティンコフのロマン・クロイツィゲル(Roman Kreuziger、チェコ)はフルームから23秒遅れの4位でフィニッシュし、合計タイムで4分51秒差の総合3位に浮上した。

「真のレース」といわれる戦いで脱落してしまったモレッマは、前回のステージ終了時点で4分14秒差の総合2位につけ、オランダ勢としては貴重な表彰台フィニッシュの可能性に母国では期待が高まっていたが、タイムトライアルではトップ選手に対抗することができなかった。

 第16ステージでは、最後の右カーブであわやクラッシュという場面を切り抜けたモレッマだったが、タイムトライアルではフルームと2分9秒差をつけられている。

 トップと10秒遅れ、コンタドールと1秒差のステージ3位にはチーム・カチューシャ(Team Katusha)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)が入り、山岳に強いモビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)は30秒遅れの5位だった。 

 チーム・ユーロップカー(Team Europcar)の新城幸也(Yukiya Arashiro)は、7分17秒差でステージ153位となり、総合順位では1時間55分45秒差で98位になっている。(c)AFP