【7月16日 AFP】暴風雨と台風7号(アジア名:ソーリック、Soulik)に襲われた中国で、洪水や土砂崩れなどによる死者・行方不明者の数が少なくとも295人に上ることが、中国政府の15日の発表で分かった。

 中国民政部によれば、南西部の四川(Sichuan)省では、今月7日から続く豪雨により68人が死亡、179人が行方不明となっている。また、同国沿岸部を13日に襲った台風7号により、南部の広東(Guangdong)省では3人が死亡、2人が行方不明になっている。

 当局は台風による総被害額を試算中だが、直接的な経済損失は浙江(Zhejiang)省温州(Wenzhou)市だけで2億1000万人民元(約34億円)に上るという。(c)AFP