【7月15日 AFP】国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)の活動家数十人が15日午前5時ごろ、フランス南部のトリカスタン(Tricastin)原子力発電所の敷地内に侵入した。同団体と警察当局が発表した。

 施設の壁には、「トリカスタン、原発事故」「トリカスタン、原発事故、代償を払う準備はあるか?」とのメッセージがプロジェクターで投影された。

 グリーンピースの広報担当者は「原発における警備の弱い点を全て指摘したい。トリカスタンは最も危険な原発であり、直ちに閉鎖すべき原発5施設の1つ」と語った。

 活動家らは侵入から4時間後、21人が逮捕された。まだ10人以上が施設内に潜伏しているが、内務省はすでに活動家らの居場所を「特定した」と述べている。(c)AFP