【7月15日 AFP】オーストラリア・シドニー(Sydney)近郊の爬虫(はちゅう)類園から14日夜、ワニの赤ちゃんやヘビ、トカゲ、ヤモリなど珍しい爬虫類23匹が盗まれた。

 事件が起きたシドニー北部にある「オーストラリア爬虫類公園(Australian Reptile Park)」の上級飼育員リズ・ベラ(Liz Vella)氏によると、犯人らは飼育施設のガラスや扉を壊して侵入。犯行にかかった時間はわずか7分ほどで、計画的犯行とみられるという。

 犯行の動機は捜査中だが、ベラ氏はこうした生物の窃盗事件は通常、「自宅でたくさんの爬虫類を飼育したいとか、友人に見せびらかしたいと考える若者たち」の犯行であることが多いと指摘。その一方で、闇市場に転売される可能性にも言及し、懸念を表明した。

 同園では、盗まれた23匹はいずれも危険な生物ではないが、特別管理された飼育環境から冬の寒空の下に出されたことで死んでしまう恐れがあるほか、他の種との距離が近づき過ぎれば危険な状況も起こり得ると説明している。ベラ氏によれば、飼育員らはとりわけ赤ちゃんワニが盗まれたことにショックを隠せずにいるという。(c)AFP