【7月12日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が11日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)から辞任した理由や、獲得を狙っているティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)について話した。

 グアルディオラ監督は2008年から2012年までバルセロナの指揮官を務め、4シーズンの間に14つのタイトルを同クラブにもたらした。

   「4年間もバルサで過ごし、欲望を失ってしまっていた」とグアルディオラ氏は、イタリア北部のバイエルンのキャンプ地で話した。

   「同じ選手、同じ対戦相手、同じ記者たち、同じ試合の繰り返しだ。しかし、今は全てが新しい。自分にとって良い経験だ。家族ももうすぐミュンヘンに引っ越してくる。教育にもいいし、とても感謝しているよ」

■ティアゴ・アルカンタラにラブコールを送るグアルディオラ監督

 またグアルディオラ監督は、バルセロナのティアゴに興味を示していることも明らかにした。

 スペインのメディアはバイエルンが同選手獲得に動いていることを嗅ぎつけていたが、監督はその事実を認めた。

   「ああ、ティアゴ・アルカンタラが欲しいと思っているよ。クラブに(連れて来て欲しいと)頼んだよ」とグアルディオラ氏は語る。

   「彼のことはとても良く知っている。素晴らしい選手で、3つ、4つ、5つくらいのポジションをカバーできる」

   「私が唯一欲しい選手がティアゴだ。彼じゃなかったら他はいらない。バイエルンにも選手はたくさんいるが、ティアゴのような特別な素質を持った選手が必要なんだ」

 ティアゴは6月に行われたU-21欧州選手権2013(UEFA European Under-21 Championship 2013)にスペイン代表の主将として出場し、イタリアとの決勝では前半にハットトリックを挙げて4-2での優勝の立役者となった。

 その市場価値は2000万ユーロ(約26億円)ともいわれており、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)や、スペインのレアル・マドリード(Real Madrid)も獲得を狙っていると噂されている。

 バイエルンにはすでにボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)から獲得したマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)や、アリエン・ ロッベン(Arjen Robben)、フランク・リベリ(Franck Ribery)、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)、トニ・ クロース(Toni Kroos)、シェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri)といったスターMFが多数在籍しており、レギュラー獲得のためにしのぎを削っている。

 しかしグアルディオラ監督は、「もうひとりMFがいても問題ないと思う」と語る。

   「クラブには自分の構想を話し、なぜティアゴが欲しいのか説明した。私は自分の意見を言う。しかし、役員たちの言い分も聞く。もしノーと言われたらそれは受け入れる」

   「わざわざバルセロナを去る選手なんていない。でも出場機会が少ないなら話は別だ。ティアゴはプレーをしたがっている。だから彼をクラブに推しているんだ」

(c)AFP