【7月10日 MODE PRESS】デザイナーのジャンポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)が、自身の13/14年秋冬オートクチュール・コレクションに対する否定的な批評に反撃した。  “フェリーン(ネコ科)”をテーマにしたコレクションは、発表された当時多くのメディアで批評されたが、ゴルチエはそのうちの一人、「Style.com」のティム・ブランクス(Tim Blanks)に真っ向から反撃する文書を公開した。  ティムは同コレクションについて、「“生地のミルフィーユ”のような服は、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の色遣いを真似たもので、ゴルチエがかつて仏ファッションの王座を継ぐと言われていたことを思い出させるものだった。しかし、それは昔の話であり、悲しいことに、時代は変わってしまった」と批評。  これに対してゴルチエは、二人の関係に触れながら反撃する文書を公開した。「ティムへ。昔、あなたは私のショーが好きでしたが、確かに“時代は変わった”。その考えは尊重します。しかし、私がかつて知っていたティムは、プロとしてではなく個人的に非難をするような人ではありませんでした。私は毎回、自分のショーにさまざまな階層の女性を起用しています。その誰かを“時代遅れ”だと言うのはちんけなことです」  「今後は、私のショーで退屈するよりも、その時間でファッションの歴史を学んで自分磨きをするといいでしょう。そうすれば、“生地のミルフィーユ”と評した私の服が、サンローランの真似ではないことがわかるでしょう。あれは、1967年に発表されたニナ・リッチ(Nina Ricci)のドレスからインスパイアされたもので、(当時同ブランドを手がけていて)最近亡くなったジェラール・ピパール(Gerard Pipart)へのオマージュです」  「もし、私が仏ファッション界を担う者だと見なされていた時期を懐かしく思うのであれば、現在ストックホルムで開催されている私の回顧展のチケットを購入してください。今後、ブルックリンやロンドンでも開催されます。ぜひ訪れてください」とし、「かつてファッションの世界で親しかったジャンポール・ゴルチエより」と締めくくっている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS