バイエルンのルンメニゲ社長、レワンドフスキの来季加入を示唆
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【7月10日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長が9日、去就が注目されるボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)について、12か月後に加入すると請け合った。
バイエルンはかねてより、同リーグのライバルであるドルトムントから今オフにレワンドフスキを獲得しようとしているが、1997年に欧州王者に輝いたドルトムントも、エースストライカーを最大のライバルに譲り渡すことを断固として拒んでおり、現在のところ状況はこう着している。
ルンメニゲ社長は、チームが新シーズンへ向けたトレーニングキャンプを行っているイタリア北部のリーヴァ・デル・ガルダ(Riva Del Garda)でこの件についてコメントし、「レワンドフスキは来年にはバイエルン・ミュンヘンに移籍してくると、非常に楽観的に考えている」と語った。
レワンドフスキ本人は、バイエルンへ加入したいとの意思を明確にしているが、ドルトムントはクラブの10-11シーズン、11-12シーズンのリーグ連覇で重要な役割を果たしたレワンドフスキを、前シーズンにタイトル奪還を許したバイエルンに対して放出することに、難色を示している。
レワンドフスキの移籍金としては、2500万ユーロ(32億円)前後を設定することも可能といわれており、現在のうちに売却することを拒否すれば、ドルトムントは大きな資金を手にする機会を失うこととなる。
しかしドルトムントはすでに、司令塔のマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が、違約金3700万ユーロ(約48億円)で移籍を認める条項を行使してバイエルンに加入しているため、最大のライバルにこれ以上戦力を引き抜かれることは避けたい状況となっている。
ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は前週に「我々はバイエルン・ミュンヘンの陰でサッカーをするつもりはない。昨シーズンよりも強くなりたいと考えている」とコメントしている。
金銭的な損失も重要事項の一つだが、ドルトムントとしては、過去2シーズンで46得点を挙げたレワンドフスキを失う方が、より痛手は大きいと言える。(c)AFP