【7月5日 AFP】陸上、ダイヤモンドリーグ2013(IAAF Diamond League 2013)第8戦ローザンヌ大会(Athletissima)は4日、スイスのローザンヌ(Lausanne)で行われ、男子100メートルで米国のタイソン・ゲイ(Tyson Gay)が9秒79で優勝した。

 元世界陸上王者のゲイが優勝し、9秒88で2位となったアサファ・パウエル(Asafa Powell、米国)とともにウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)にプレッシャーをかけ続けることが予想される。

 ボルトは6日に行われるダイヤモンドリーグ第9戦、パリ(Paris)大会で男子200メートルに出場する。

 通算6つの金メダル獲得を誇るボルトの陰に、長い間隠れてしまっていたゲイだが、8月10日から18日に行われる第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)に先立ち、2つの今季最高タイムを記録している。

 男子200メートルでも、全米陸上選手権(USA Outdoor Track & Field Championships)で今季世界最高記録の19秒74を記録したゲイは語る。

「ゴールするまで力を抜かないことと、怪我をしないことを心掛けた。コンディションはいいし、僕は今、誰を相手にしても勝てる気がするよ」

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