【7月4日 AFP】米ニューヨーク(New York)州ポキプシー(Poughkeepsie)の捜査当局は2日、30年近く行方不明となっていたジョー・アン・ニコルズ(Jo Ann Nichols)さんの白骨化した遺体が、最近病死した夫の家の地下室で見つかったと発表した。1985年12月、夫のジェームズ・ニコルズ(James Nichols)さんがジョーさんの失踪を通報したとき、彼女は55歳だった。

 当局は、夫妻のひとり息子が死亡したことが原因でジョーさんが自殺した可能性を検討したが、捜査は終結しないままとなっていた。

 ジェームズさんの死後にこの家を訪れた作業員が、散らかった地下室内に作られた偽の壁の裏に、遺体が密閉された箱を見つけた。検視官は歯型を使って身元を確認し、ジョーさんは頭部に致命的な衝撃を受けて死亡したと結論付けた。(c)AFP