【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第24シードのイェジ・ヤノヴィッツ(Jerzy Janowicz、ポーランド)が7-5、6-4、6-4でポーランドのルカシュ・クボット(Lukasz Kubot)を破り、同国の男子選手として初となる四大大会(グランドスラム)の準決勝進出を果たした。

 22歳のヤノヴィッツは準決勝で、スペインのフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)を下した第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と決勝進出をかけて対戦する。

 30本のエースと58本のウィナーを決めたヤノヴィッツは、勝利を決めるとコート上で泣き崩れ、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup)ではチームメイトのクボットとシャツを交換した。

 ヤノヴィッツは試合後、「ただただうれしい。ウィンブルドンというグランドスラムの舞台で、ここまで来れるなんて思っていなかったから。今すぐにたくさんの言葉で説明することはできない。ただうれしくて、ポーランド人初とか2番目とかいう話はどうでもいい。僕にとってはこれが初めての準決勝で、大事なのはそれだけだ」とコメントした。

 ヤノヴィッツは、準々決勝に進出したことですでにグランドスラムでの自身最高成績を更新しており、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、 スイス)やラファエル・ナダル(Rafael Nadal)、ジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)らが早期敗退したトーナメントの山でチャンスを生かしている。

 ウィンブルドンでは2000年大会で、予選を勝ち上がった世界ランキング237位のウラジミール・ボルチコフ(Vladimir Voltchkov、ベラルーシ)が準決勝進出を達成しているが、世界ランク130位のクボットもこの試合に勝利していれば、それに次ぐ低ランキングからの4強入りとなっていた。

 ポーランド中部ウッジ(Lodz)出身で、2メートル3センチのヤノヴィッツは、この勝利で、来週更新される世界ランクで少なくとも17位に順位を上げ、自身最高位を更新することが決まっている。(c)AFP